演奏記録へ戻ります

岡谷合唱団・コーラスみずべ
ジョイントコンサート

ジョイントコンサートにあたって

岡谷合唱団代表  赤池さとみ  

  本日は岡谷合唱団とコーラスみずべジョイントコンサートにご来場くださいまして誠にありがとうございます。
 一昨年の秋、指揮者の佐原さんが合唱生活50年、指揮者生活30年を迎えるとの話を聞き、何か記念になるようなアイデアはないかと役員達で話した折、佐原さんが実際に指導している他の合唱団とのジョイントコンサートをしたらどうだろうとの声があがりました。そこで「コーラスみずべ」さんにお話しをしたところ、快くご賛同いただき、何回かの合同練習を重ね、本日のジョイントコンサート開催となりました。岡谷とみずべはそれぞれ団の個性も人数もだいぶ違いますが、同じ指揮者の下でハーモニーを楽しむこと、コーラスすることを心から愛し慈しんでいる歌の仲間同士です。
 今回、岡谷合唱団単独ステージでは、指揮の佐原さんは貴重なベースの一員として参加し、ヴォイスディレクターの久米聖一先生の指揮で、岡谷合唱団がライフワークとしているブラームス他の宗教曲を演奏いたします。なお、今回の岡谷のステージには、岡谷せせらぎ会をはじめとする合唱仲間が、友情出演してくださっております。この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
 さて、くしくも明日3月11日は東日本大震災・長野県北部大地震が発生して丁度2年目にあたります。私達はあの大災害を決して忘れてはなりません。そして災害にあわれた方全ての皆様に本当の「笑顔」が戻るよう、一日も早く災害復旧が進み、復興が成ることを心から願い、この国のすべての人達の「笑顔のために」本日は歌いたいと思います。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。


ご挨拶

コーラスみずべ 会長 武川 せつ

 雪解けの水も緩み、暖かな春の日差しを感じさせますこの頃でございます。
 本日は、コーラスみずべにとりまして、初めての企画であります、岡谷合唱団とのジョイントコンサートにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。
 ちょうど二年前に起きました東日本大震災、長野県北部地震に遭われました皆様方への、復興へのメッセージを含め、開催させていただきます。こうした舞台で歌える幸せを、ご来場の皆様、家族、地域の皆様方に、心から深謝申し上げます。
 第一ステージの合同演奏「フォスター愛唱名曲集」は、中村透先生が、コーラスみずべ創立20周年演奏会のために編曲してくださったものの中から六曲を、また第三ステージは、五味比左志先生の編曲による、コーラスみずべオリジナルの「私たちの愛唱曲集」から四曲を演奏いたします。




 佐原先生ご夫妻の感性豊かな、時には厳しく、又ユーモラスな練習によって培われた日頃の成果、この年代だからこそ出せる、味のある歌声、皆様方にもなじみ深い曲ばかりです。お楽しみのうえ、最後までお聴きくださいますよう、お願い申し上げます。
 そしてそのご感想を、是非お聴かせください。団員の励みになると思います。

第一ステージ 

『フォスター愛唱名曲集』中村透編曲

合同


  指 揮=佐原 武
  ピアノ=伊藤瑞枝

第二ステージ

「ブラームス・フォーレ宗教曲」

岡谷合唱団


  指 揮=久米聖一
  ピアノ=林 聖子

第三ステージ


「歌い継ぎたいあの歌・この歌」

コーラスみずべ

  指 揮=佐原 武
  ピアノ=伊藤瑞枝

第四ステージ 

『笑顔のために』

合同


  指 揮=佐原 武
  ピアノ=林 聖子

inserted by FC2 system