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第57回 岡谷せせらぎ会リサイタル
友情出演

友情出演について

岡谷合唱団指揮者  佐原  武  

 このたび岡谷せせらぎ会の皆さんとご一緒に歌える機会をつくっていただき、大変嬉しく思います。私が岡谷合唱団に入団したのが昭和36年夏でしたので、今年でちょうど50年になります。その間互いに相手を意識し、ライバルとして演奏活動をしてきたように思いますので、合同のステージなどは一度もなかったように思います。
 平成元年にカノラホールができ、芸術祭や、特別演奏会などで歌う仲間として同じステージに立つ機会が増えたこと、世代交代した役員同士で気さくに話ができたこと、岡谷合唱団が欠かさず演奏してきた大好きなミサ曲、しかも合唱界でいま最も人気のあるドブロゴスのミサ曲を江上先生の指揮で歌えること、昔懐かしい佐藤真先生の曲を、高木昭好さんの指揮で歌えることなど、いろいろな要素が集まった結果、合同の演奏ができることなったのだと思います。
 合宿を含む何回かの合同練習を積み重ねる中で、互いの合唱団の色が混じり合い、ステージ上で今までにない素敵な色が生まれることこそ、望んでいることであり、最も素晴らしいことだと思っております。
 岡谷の街に、音楽が溢れ、音楽好きの人が一人でも多くふえますように、お互いこれからも頑張りましょう。


偶然のことで

岡谷合唱団代表 赤池さとみ  

 今年の冬の終わりのある夜(2月下旬)岡谷せせらぎ会の原田さんたち役員さんと、岡谷市内のレストランで偶然お隣同士になった岡谷の役員数名で、たまには一緒に歌いませんか?との話に意気投合し、今回の演奏会に岡谷合唱団が友情出演することになりました。個々の事情により団員全員が参加することはできませんでしたが、新しい曲にチャレンジすることもでき、江上先生のご指導も受けられ、せせらぎ会の皆さんと充実したひと時を過ごさせていただき、刺激的な楽しい数ヶ月でした。ありがとうございました。今後もこのような機会がありましたら、また是非ご一緒させてください。

楽しく精一杯歌う

岡谷合唱団 手島  実 

 振り返ってみると52年も合唱を続けている。この間、多くの合唱仲間と知り合いになれたこと、私の大きな財産になっている。岡谷市の中で生まれた「せせらぎ会」合唱団と「岡谷」合唱団は良い意味で、ともに競い合い、切磋琢磨して歌い続けてきた。今回垣根を越えてお声をかけていただき、合同のステージに立つことができ最高の幸せを感じている。伝統、実力とも長い間の実績が示している「せせらぎ会」さんを最も尊敬する合唱団のひとつになっている。
 最近、歌う機会があればどこの合唱団とも歌い感動を味わっている。男声合唱で毎週何人もの「せせらぎ会」さんの団員の方々と歌っているし、またプライベートの遊びもお付き合いさせていただいている。
 今回のプログラムも新しい曲、青春時代に歌った「蔵王」など、新鮮な気持ちで聴いていただく皆様に、歌い手の心が届くよう、楽しく精一杯歌いたいと思っている。

第一ステージ 

『MASS』

Steve Dobrogosz作曲


  指 揮=江上孝則
  ピアノ=山田洋子

第二ステージ

「佐藤真作品集」

佐藤真 作曲


  指 揮=高木昭好
  ピアノ=小池純子


第三ステージ

岡谷せせらぎ会単独ステージ

「オペラ座の怪人」

Sir Andrew Lloyd-Webber作曲

  指 揮=山田祐介
  ピアノ=山田洋子
  エレクトーン=山田佐知子
  演 出=池辺佳子

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